韓国空軍が初の空中給油機を実戦配備、竹島での作戦時間を拡大

Record China    2019年1月31日(木) 0時20分

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30日、韓国・KBSによると、韓国軍初の空中給油機「シグナス」が実戦配備された。これにより、竹島や離於島での作戦任務遂行可能時間が大幅に増加する。資料写真。

2019年1月30日、韓国・KBSによると、韓国軍初の空中給油機「シグナス」が実戦配備された。これにより、竹島や離於島(イオド)での作戦任務遂行可能時間が大幅に増加する。

記事によると、シグナスは欧州のエアバスが製造し、昨年11月に韓国に1号機が到着した。今年12月までにさらに3機が導入され、2020年7月から作戦を遂行する予定という。

韓国空軍の戦力であるF‐15戦闘機なら最大10機、KF‐16戦闘機なら最大20機に給油が可能で、約300人の人員と47トンの貨物を運送することができる。これまでの作戦任務の遂行可能時間は、F‐15戦闘機の場合は竹島で約30分、離於島で約20分、KF‐16戦闘機の場合は竹島で約10分、離於島で約5分だったが、空中給油をすれば1回当たり1時間ずつ増えるという。記事は「これにより空軍はKADIZ(韓国防空識別圏)に無断で侵入した外国軍航空機への対応の他、KADIZ内で発生したさまざまな状況に効果的に対処できるようになった」と説明している。

これについて、韓国のネットユーザーからは「頼もしい」「平和は強い国防力によって維持される。そして歴史は繰り返される」「日本との関係が悪化している今、軍事力強化は大事」と歓迎する声が上がっており、「少ない。せめて8機は必要」「こういう部分にもっと税金を使ってほしい」「個人的には航空母艦の導入も必要だと思う」などと訴える声も。

その他「日本も中国もステルス戦闘機時代に入っている。ステルス兵器の導入とステルスを撃破する新しい兵器システムを備えることが空軍の課題だ。軍事兵器は過去ではなく未来に向かわなければならない」と主張する声も見られた。(翻訳・編集/堂本

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