男が病院で大暴れ「俺は精神病だ」、病院「違います」―中国

Record China    2019年1月29日(火) 0時40分

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中国江蘇省南京市の病院で、男が大騒ぎする騒動があった。

中国江蘇省南京市の病院で、男が大騒ぎする騒動があった。観察者網が27日付で伝えた。

騒動があったのは23日。南京脳科医院で点滴を受けた男は、さらに点滴を打ってほしいと要求。規定量に達していたため看護師が断ると男は怒り出し、持っていたガラスのコップを割ったり、ロビーのテーブルをひっくり返したりした。事情を聞いた院長がやって来てなだめたが、男は近くにあったほうきを手にして院長を殴ろうと追い回したという。

通報を受けた警官が男を連行して話を聞くと「俺は精神病だ!」と言い始めた。警官が「精神鑑定で精神病と認定されているのですか?」と尋ねると、「鑑定は受けたことはないが精神病だ」などと供述。そこで警官が同病院で精神鑑定を受けさせると、結果は「精神病の症状は認められない」というものだった。警察は男に責任能力があると判断。6日間の行政拘留処分を科した。

記事は、「現在、国内の精神鑑定の精度が上がっているため、精神病のふりをして罰を逃れられるということはあり得ない」と伝えた。

ネットユーザーからは、「何かあるとすぐ病人のふり」「本当に精神病を患っている人は、自分のことを正常だと言うものだよ」といった指摘がある一方、「そもそも、精神病かどうかってどうやって認定するの?」という疑問の声も。

また、「精神病かどうかは病院の裁量次第」「役人でもないんだから、精神病になる権利はないのさ」などと社会風刺的なコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田

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