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【CRI時評】改革開放の深化、中国は有言実行

配信日時:2019年1月25日(金) 23時50分
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 中国国家副主席の王岐山氏は今回のダボスでのフォーラムで次のように述べた。「経済のグローバル化は歴史的必然であり、その過程で発生した問題は状況に応じて処理せねばならない。また中国の選択は、ぶれずに足元をしっかり固め、発展を第一の要務として、全面的に改革を深め、ひたすら全方位対外開...
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 中国国家副主席の王岐山氏は今回のダボスでのフォーラムで次のように述べた。「経済のグローバル化は歴史的必然であり、その過程で発生した問題は状況に応じて処理せねばならない。また中国の選択は、ぶれずに足元をしっかり固め、発展を第一の要務として、全面的に改革を深め、ひたすら全方位対外開放を推進することである」。これらの論述は習近平国家主席の2年前のダボスでの講演の主旨と通底するものであり、現在の国際情勢の変化に対する中国の深い洞察と鋭敏な対応を表している。

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 40年の改革開放を経て、中国は世界第二の経済体、製造業と貨物輸出では世界最大の国となり、国際貿易、対外投資の発展を全面的にリードし、各国のためにより広い市場を提供した。

 例えば、軍の改革から政府機構改革、大規模な減税から第1回中国国際輸入博覧会の開催、外資参入に関する新編のネガティブリストから初の「懲罰的賠償」制度を盛り込んで知的財産権保護を強化した「特許法」改正案の草案に至るまで、中国は「有言実行」を貫き通し、約束した改革開放措置を実行に移した。テスラは上海に初の海外自動車工場を建設し、BMWは瀋陽に第三工場を新設、初の外資系証券ホールディングスと外資系保険ホールディングスなども誕生。これらは改革開放を拡大し、市場アクセスのハードルを下げようという中国の誠意と行動を世界が感じ取り、一刻も早くそれを取り込もうとしていることを示している。

 今日、国際貿易と投資の前に立ちはだかる壁は高さを増し続け、一国主義、保護主義、ポピュリズムは世界に挑戦を突き付けている。これらに直面した中国はいかに経済のグローバル化4.0時代を抱え込むのか?答えは一つ、すなわちより「全人類と運命を共にするという視野と先見をもとに第4次工業革命時代のグローバル基礎を築くため、大きな力による改革、より高いレベルの開放を必ず実現する」だ。

 これは中国の選択と約束であり、中国の世界への期待でもある。この目標を実現するため、中国は以下6項目の提起を行った。

 「全人類の安全を守るためのボトムラインを含め、それぞれのルールと標準を逐次模索、整備する」「各国、特に新興国と発展途上国の利益に対するバランスの取れた配慮」「各国の主権を尊重し、技術の覇権を求めず、他国の政治に干渉しない。また各国が自主的に選択した技術管理モデル、公共政策とグローバル技術ガバナンスシステムに平等に参加する権利を尊重」「多国間主義を堅持し、平和安全、民主的透明性、包容性のある技術規則体系と国際協力の新しい枠組みを構築することに努める」「社会の公平正義を守り、技術革新を法治軌道と公認の国際基準に基づいて実行する」「政策環境を改善し、社会の繁栄の安定などを促進する」。

 人々は、上記6項目の主張において「規則」「基準」の提起頻度が高いことに気付くであろう。実際、昨年末、中国が今年の経済活動の重点の一つとして提起したのは、「商品や要素の流動化型開放から規則など制度型開放への転換」だ。中国共産党第18回全国代表大会以来の中国の改革の全面的深化、開放の拡大、対応と効果に基づき、人々は中国が有言実行に足る十分な根拠があると信じている。

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