<サッカー>日本代表をこき下ろした中国メディアが一転「日本には優勝の相が出ている」、その理由は?

Record China    2019年1月25日(金) 16時40分

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サッカー・アジアカップのサウジアラビア戦での日本の勝利を「ぶざまな戦い」などと評した中国メディアが、24日のベトナム戦後、「日本には優勝の相が出ている」とする記事を掲載した。資料写真。

サッカーアジアカップサウジアラビア戦での日本の勝利を「ぶざまな戦い」などと評した中国メディアが、24日のベトナム戦後、「日本には優勝の相が出ている」とする記事を掲載した。

アラブ首長国連邦(UAE)で開催中の同大会は、準々決勝からビデオによる判定・VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が導入された。日本はベトナムとの試合の前半に、吉田麻也のゴールがこのVARで取り消されたが、後半にはVARによってPKを獲得。堂安律が奪ったこのPKによるゴールを守り切り、1-0で準決勝進出を果たした。

1回戦のサウジアラビアとの試合で、日本が圧倒的に押し込まれながらもなんとか勝利したことについて「ラッキー」「過去20年で最もぶざまな戦い」と伝えていた中国のスポーツメディア・騰訊体育は、今度は「優勝の相が出ている」とする記事を掲載した。

今大会、日本は初戦のトルクメニスタン戦から準々決勝のベトナム戦までの5試合を、いずれも1点差で制してきており、内容的にも厳しい試合が続いている。

しかし記事は、「サッカー史をひも解くと、スロースタートのチームが往々にして勝ち上がる傾向がある」とし、10年の南アフリカW杯で優勝したスペインが初戦でスイスに敗れていたこと、16年のUEFA欧州選手権で初優勝したポルトガルが苦戦続きで勝ち上がったこと、昨夏のロシアW杯で優勝したフランスも決して圧倒的な強さで勝ち上がった訳ではなかったことなどを紹介した。

そして、「実は、日本はそれほど慌てているということはない。こうした国々が最終的に優勝しているからには、私たちが日本を軽く見る理由はない。うまくいかなくても勝つ。これはもしかしたら『優勝の相』の表れなのかもしれない」と結んだ。(北田

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