「韓国には行かない」中国人観光客の変化を韓国メディアが懸念も、ネットは余裕?

Record China    2019年2月6日(水) 16時50分

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6日、韓国・SBSは、「海外旅行に行く中国人が年々増加する中、韓国が関心の外に置かれている」と伝えた。写真は南京空港。

2019年2月6日、韓国・SBSは、「海外旅行に行く中国人が年々増加する中、韓国が関心の外に置かれている」と伝えた。

記事によると、旧正月の連休を迎えた中国では約700万人が海外旅行に出かけるとの調査結果が発表された。昨年の650万により約8%増えた過去最大規模だという。旅行先の人気1位はタイで、後には日本、インドネシア、シンガポール、ベトナムが続いた。

地理的に近い、もしくはノービザで入国できる国が上位に入ったが、韓国は「例外」となった。一昨年まではタイ、日本に続き3位を占めていたが、今年はランク外(15位まで発表)となったという。

記事はその理由について「高高度防衛ミサイル(THAAD)配備により反韓感情が高まったこと、中国政府の団体観光規制が完全に解除されていないことが原因」と説明している。また「中国の海外旅行客は毎年10%以上増加しており、昨年は1億4000万人を超えた」とし、「中国人たちを韓国に呼び戻す対策が必要だ」と訴えている。

これについて韓国のネットユーザーからは「来なくていいよ。特に体感できる利益もないし。むしろ街が静かでいい」「中国人観光客が増えると、物価も賃貸料も上がる。企業や建物所有者にとってはいいかもしれないけど、一般市民にいいことは一つもない」「中国人観光客がいなくても発展、跳躍できる道を探すべき。その方が韓国の未来のためになる」など、特に気にしていない様子の反応が数多く寄せられている。

一方で「お金をたくさん使ってくれる中国人観光客がいないのは大変な問題」「ソウル中心地の商店のことを考えると、感情的に来るなとは言えない」と経済を心配する声も。

その他「韓国観光は韓流アイドルに頼り過ぎ。だからすぐ飽きられる」「中国の方が観光名所がはるかに多いのだから、わざわざ韓国に来るわけない」「観光は日本に、不法滞在は韓国に?」など、韓国観光の問題点を指摘する声も上がっている。(翻訳・編集/堂本

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