日中韓のバッテリー競争力は「韓国が最低」?韓国ネットから反論の声

Record China    2019年1月19日(土) 23時20分

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17日、韓国・ニューシスは「日中韓3カ国のバッテリー競争力、韓国が最低」との見出しで、世界のバッテリー市場の80%以上を占める3カ国のうち、韓国の競争力が最低という分析結果が出たことを報じた。資料写真。

2019年1月17日、韓国・ニューシスは「日中韓3カ国のバッテリー競争力、韓国が最低」との見出しで、世界のバッテリー市場の80%以上を占める3カ国のうち、韓国の競争力が最低という分析結果が出たことを報じた。

記事によると、韓国経済研究院が技術・市場・潜在力・環境の4分野の総合競争力についてバッテリー産業専門家25人に意見を調査した結果、中国が8.36で1位、日本が8.04で2位、韓国が7.45で最低を記録した。

中国は技術部門で最も低い評価を受けたものの、事業環境・成長潜在力・市場シェアの3部門では1位に。日本は技術部門で1位を占めた一方、成長潜在力部門で最も低い評価を受けた。韓国は技術で日本に、成長潜在力で中国に遅れをとっている上、事業環境と市場シェアでは最下位と評価された。そのため日中の間で「ナットクラッカー(クルミ割り器)」のような危機な状態になると懸念する声も出ているという。

この結果を受け、韓国経済研究院のヤン・ヨン研究員は「中国の自国産業保護政策と価格競争力、日本の技術競争力の間で苦戦を強いられている韓国業界が、今後バッテリー市場の供給拡大と技術競争の中で生き残るためには、産業競争力の強化が必須」と説明している。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「評価方式に疑問。日本は技術はあるけど高いから使われにくくて、中国は安いけど安全性が低い。そう見たら韓国は日本より安くて中国より安全だから競争力は高いんじゃない?」「韓国の技術力が日本より落ちるって?」「そもそも専門家25人が対象の調査結果など信頼できない」と「納得できない」とのコメントが相次いでいる。

そのため「日中は会社が多い。対する韓国はたったの2つ。それに全分野で1位になることなどできない。浮き沈みはどこにでもあるもの」「技術競争力ではなく、市場占有率=競争力と捉えたのだろう」「結局、政府の予算で支援してくれって言いたいの?」と記事への批判的なコメントも寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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