<サッカー>トラップが10メートルも流れる中国代表、韓国戦完敗も仕方なし?―中国メディア

Record China    2019年1月17日(木) 19時20分

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17日、新華社は、サッカーアジアカップで韓国に敗れた中国代表について「トラップしても10メートル流れる、悲痛な完敗」とする文章を掲載した。写真は試合会場。

2019年1月17日、中国国営の新華社は、サッカーアジアカップで韓国に敗れた中国について「トラップしても10メートル流れる、悲痛な完敗」とする文章を掲載した。

16日に行われた同大会グループC第3節で、中国は韓国に0‐2と完封負け。文章は「この敗戦について、われわれはあまたの客観的理由を見いだすことができる。負けても決勝トーナメントに行けること、一部布陣が変わったこと、審判のレベルの問題などもあったが、これらを全部排除したとしても、今日の試合は中国の完敗だった。闘志では韓国に劣らず、選手たちも奮闘していた。しかし、ピッチ上での技術、戦術の部分で、明らかに韓国に及ばなかった」と評している。

そのうえで、かつて中国スーパーリーグのクラブで指導していた韓国代表のコーチが「今大会の中国代表選手は基本ができていない」と指摘したことを紹介。「止まった状態でのトラップでは差は出ないが、ピッチ上で動き、競り合う段になると、たちまち中国選手はかなわなくなる。われわれはピッチ上で中国選手たちがトラップを10メートルも流すシーンを見た。どの試合でもその数に差はあれどレベルの低いミスを繰り広げる。ボールが中国選手に渡ると、流れがたちまち止まってしまう。われわれのサッカーはあまりにも『静的』であり、あまりにも原始的なのだ」と中国代表の状況を断じている。

文章はさらに「これは、中国の選手たちが小さいころからのトレーニングで身についてしまっているものであり、1試合2試合で変えられるものではない」とし、「結局のところ原因はユース育成がうまくいっていない点にある」との結論を出した。そして「われわれのユース育成は、量だけでなく質も、先進的なものを導入するといった点も不足している。中国のユース育成で本当に必要なのはたくさんの『賢い人』ではなく、『愚直な努力ができる人材』であり、着実にレベルを高められる、質の高いトレーニングセンターだ」と論じた。(翻訳・編集/川尻

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