金正恩氏の訪中時のスタイル、「ある人物をまねている」と韓国メディア

Record China    2019年1月10日(木) 14時50分

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10日、米華字メディアの多維新聞は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の今回の訪中時のスタイルについて、韓国メディアが「ある人物をまねている」と指摘していることを伝えた。写真は中国・丹東市の中朝友誼橋。

2019年1月10日、米華字メディアの多維新聞は、北朝鮮金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の今回の訪中時のスタイルについて、韓国メディアが「ある人物をまねている」と指摘していることを伝えた。

それによると、韓国紙・中央日報は10日付の記事で、「北朝鮮メディアはこのほど、金正恩委員長が平壌駅を出発し北京へ向かう際の映像を公開した。金正恩委員長は中折れ帽に黒のコートという姿で党幹部に手を振りながら挨拶した。金正恩委員長のスタイルは、祖父である金日成(キム・イルソン)主席を連想させる」と報じた。

記事によると、1953年11月、金日成主席が北京を訪れた時も同じ姿で、黒のコートに中折れ帽姿で駅のホームに降り立った。金日成主席は若いころから冬季には中折れ帽と黒のコートを着た姿で登場しているという。

記事は「金正恩委員長が今回、同じ姿で訪中したのは、中国側に対して先代から続いたいわゆる『中朝血盟』関係を示すためだとの分析がある」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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