<2018年日中関係10大ニュース(2)>李克強首相が訪日、海空連絡メカニズムの運用開始、日中友好事業の再出航―華字紙

Record China    2018年12月29日(土) 13時20分

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26日、華字紙・中文導報(電子版)はこのほど、同紙編集部が選出した「2018年日中関係10大ニュース」を伝えた。写真は李克強首相。

2018年12月26日、華字紙・中文導報(電子版)はこのほど、同紙編集部が選出した「2018年日中関係10大ニュース」を伝えた。

記事は、「2018年は日中平和友好条約締結40周年であり、日中関係が全面回復した年でもある。2018年を振り返り、読者のために日中関係10大ニュースをまとめた」とし、次のように伝えた。

(2)李克強(リー・カーチアン)首相が訪日、海空連絡メカニズムの運用開始、日中友好事業の再出航

中国の李克強首相は5月8日から日本訪問を開始し、日中韓サミットに出席した。中国首相として11年ぶりに日本訪問した李首相に対し、日本側は国賓級の待遇を提供した。李首相は天皇陛下と会見し、安倍晋三首相と会談し、安倍首相の同行の下で北海道を訪問した。

日中両国は偶発的な衝突を回避するための「海空連絡メカニズム」の運用開始で合意した。日中両国が協力を求めたものにはほかに、通貨スワップ協定やRQFII(人民元適格外国機関投資家)枠の付与などが含まれる。

李首相の訪問期間中、日中両首脳は日中平和友好条約締結の歴史的役割を高く評価し、李首相はそれを「定海神針(海の重り)」、安倍首相は「羅針盤」と呼んだ。李首相は今回の訪日を「日中平和友好事業の再出航」と位置付け、日中関係を再び正常な軌道に戻し、日中関係の長期的・安定的な発展を実現するためのものとした。安倍首相はあいさつで、日中関係が競争から協調へ向かい、再び安定的に発展する軌道に戻ると表明した。(翻訳・編集/柳川)

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