中国最新055型駆逐艦の試験航海画像が出回る―1万3000トンの大型艦、空母艦隊に編入の見方も

Record China    2018年12月19日(水) 12時50分

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新浪網、観察者などの中国メディアはネットユーザーの投稿として、新型の055型ミサイル駆逐艦の試験航海の写真を紹介した。

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新浪網、観察者などの中国メディアは18日、ネットユーザーの投稿として、新型の055型ミサイル駆逐艦の試験航海の写真を紹介した。

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055型ミサイル駆逐艦は現在までの4隻が建造され、うち1隻が試験航海(海上公試)を繰り返している。記事は、1回目の試験航海は8月24日に開始されたが、その後の試験航海の回数は「数度」と紹介するにとどめた。残りの3隻は艤装中とされる。

同じく中国の新鋭ミサイル駆逐艦の052型の満載排水量が7000~7500トンであるのに対して、055型は満載排水量が1万3000トンと、大型であることも特徴だ。航続距離は052型の5000カイリ(約9300キロメートル)に対し、055型は7000カイリ(約1万3000キロメートル)と見られている。

記事は055型の特徴として、同種または異種のガスタービンエンジンを複数組み合わせることで燃料効率の改善が期待できるコンバインド・ガスタービン・アンド・ガスタービン(COGAG)の推進方式、、新型のフェーズド・アレイ・レーダーや統合周波数システムの装備を挙げ、112門の垂直発射装置を備えていることにも触れた。

055型ミサイル駆逐艦は航続距離が長く兵器搭載量も多いことから、駆逐艦艦隊ではなく、主に空母打撃群(空母艦隊)に配属するとの見方もある。

中国では新型兵器の画像などが「ネットユーザー」の投稿として広まる場合がある。一般人には不能と思われる場所からの撮影であるため、軍関連などによる意図的な情報流出と思われることも珍しくない。(翻訳・編集/如月隼人

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