カナダ議会委員会「中国はカナダの安全保障に対する主要な脅威」―香港メディア

Record China    2019年4月15日(月) 8時10分

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23日、香港英字紙アジア・タイムズ・オンラインはこのほど、「カナダと中国との関係が悪化する中、オタワの議会委員会は、カナダの安全保障に対する主要な脅威として中国のスパイとエージェントを挙げている」と報じた。写真はカナダの国会議事堂。

2019年4月23日、米華字メディアの多維新聞によると、香港英字紙アジア・タイムズ・オンラインはこのほど、「カナダと中国との関係が悪化する中、オタワの議会委員会は、カナダの安全保障に対する主要な脅威として中国のスパイとエージェントを挙げている」と報じた。

記事は、オタワの安全保障と情報に関する議会委員会が報告書で、「中国共産党中央統一戦線工作部(統戦部)が、カナダの政治家たちに親中国の立場をとるよう影響を与えるキャンペーンを行っている。これは政党への寄付と圧力団体への支持によって行われており、特に統戦部がカナダの中国系市民の間に設立した団体を通じて行われている」と指摘していることを紹介した上で、「カナダの安全情報当局とカナダの複数の高官は、中国共産党がカナダで20年以上行ってきた影響と脅迫のキャンペーンについて警告してきたが、議会委員会がこの問題を認めたのはこれが初めてだ」と伝えた。

記事はまた、カナダ当局が米国の要請を受けて中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟(モン・ワンジョウ)最高財務責任者(CFO)を拘束した後、中国政府は元外交官でシンクタンク勤務のマイケル・コブリグ氏と実業家のマイケル・スペーバー氏を拘束したことを紹介した上で、「この報告書は、カナダ人2人が中国当局に拘束されてから約4カ月になる今月9日に発表された」とも伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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