竹島防衛訓練への日本の抗議は「言いがかり」「内政干渉」、韓国メディアが一斉批判

Record China    2018年12月14日(金) 11時20分

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13日、韓国軍が竹島周辺の海域で防衛訓練を始めたことについて、日本政府は「極めて遺憾だ」と不快感を示した。これを複数の韓国メディアが批判的に伝えている。資料写真。

2018年12月13日、韓国軍が竹島周辺の海域で防衛訓練を始めたことについて、日本政府は「極めて遺憾だ」と不快感を示した。これを複数の韓国メディアが批判的に伝えている。

韓国海軍は「13日から2日間にわたり、韓国の領土である独島(竹島の韓国名)を防衛する定例訓練を行っている」と発表した。韓国軍は、竹島防衛の意志を示し、竹島への外部勢力の侵入を防ぐ技術を高める目的で防衛訓練を毎年2回行っている。

一方、日本の外務省は「竹島領有権に対する日本の立場は一貫しており、到底受け入れられない」と主張し、「極めて遺憾であり、訓練の中止を強く求める」と反発している。

これを受け、多くの韓国メディアが日本政府を批判する記事を掲載している。韓国経済は「日本政府の主張は理不尽」、ニュースポストは「日本政府は意地が悪い」との表現で伝えた。また、アジア経済は「定例の訓練にもかかわらず、日本は敏感に反応した」とし、「11日に日韓外相が電話会談で緊密な協力を約束した和やかな雰囲気が一瞬にして消えてしまった」と批判。KBSは「独島訓練に日本が言いがかり、ロシアには何も言えないのに」との見出しで、「日本は常に領土問題で隣国と争ってきたが、相手国によって態度を微妙に変えている。韓国に対しては自国の領有権を押し通そうと内政干渉とも言える言いがかりをつけるが、ロシアが実効支配している北方領土についてはほとんど何も主張できず、卑屈なほど曖昧な態度を見せている」と批判している。(翻訳・編集/堂本

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