中国は第5世代戦闘機ですでに日本を大きく引き離した―中国メディア

Record China    2018年12月11日(火) 0時20分

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9日、観察者網は、日本の第5世代戦闘機の開発が中国より大きく遅れており、自主開発ではなくF35の完成品を購入して対応せざるを得ない状況になっているとする文章を掲載した。写真はJ20。

2018年12月9日、観察者網は、日本の第5世代戦闘機の開発が中国より大きく遅れており、自主開発ではなくF35の完成品を購入して対応せざるを得ない状況になっているとする文章を掲載した。

記事は、「中国が最新ステルス戦闘機J20の配備を進めるなかで、日本の自衛隊も第5世代戦闘機に関して多くの動きを見せている。すでにF35を42機購入する契約を結んでいるのに加え、さらに100機の追加購入を検討しているのだ。F35Aの国内組み立てを止めて、完成品を購入することで、仮に100機購入すれば3000~4000億円浮くことになるため、この点から言えばより理性的、合理的な判断と言えるだろう」とした。

その一方で、「日本の第5世代戦闘機開発は見通しが暗い」と指摘。「現時点で実証機にしても関連技術にしても初歩的なひな形しかできておらず、プロトタイプ機の開発が遅々として始まらない。研究開発、テスト飛行を終えても、量産体制に入るには少なくとも10年はかかる」とし、「中国がJ20を大量配備する状況において、F35を大量購入して何とかこれに対応する他に術はない」と論じている。

記事はさらに「いずれにせよ、第5世代機については中国はすでに日本を遠くへと引き離した。日本のF2は第4世代半の戦闘機に数えることができるものの、対空迎撃の主力ではない。しかもF15Jの改良は大幅な性能の向上を実現できていない。自衛隊の未来の希望は、F35一本に託されているのだ。品質、数量ともに仮想敵を制圧関ない状況で、日本の第5世代機の道は間違いなく苦難の道なのだ」とした。(翻訳・編集/川尻

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