日本車は好調なのに…中国で韓国車の不振が続く理由は?

配信日時:2019年4月24日(水) 9時0分
日本車は好調なのに…中国で韓国車の不振が続く理由は?
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23日、韓国・朝鮮日報は「韓国車が世界最大の自動車市場である中国で日本車に押されている」と報じた。写真は中国の自動車販売店。
2019年4月23日、韓国・朝鮮日報は「韓国車が世界最大の自動車市場である中国で日本車に押されている」と報じた。

記事は「2017年の高高度ミサイル(THAAD)配備の影響で現代・起亜自動車の中国での販売量が急減したことは聞いていたが、実際の現場で感じる状況はさらに深刻だ」と伝えている。

記事によると、今月17日午後に中国上海市閔行区呉中路にある店舗を訪れたところ、店内にいたのは職員2人のみ。そのうち1人は「割引イベントを行っているが、以前のような人気はない。中国での韓国車メーカーの状況は厳しい」と話したという。現代自動車と起亜自動車は2016年まで中国市場で順調な売り上げを記録していた。世界の有力メーカーが集まる中国市場で、現代自動車は2016年に販売量6位、起亜自動車は11位を記録した。しかし昨年はそれぞれ9位と21位に転落。現代自動車は今年1~3月の販売量も昨年同期比18.4%も減少した。販売量急減の影響で現代自動車は北京の第一工場の閉鎖を決定、起亜自動車は塩城第一工場での生産を中断することを決めたという。

中国市場における韓国車の不振は、これまで成長し続けていた中国の自動車市場が昨年に減少に転じたことも理由とされている。しかし、同期間に日本車メーカーは異なる成績を収めたという。ホンダ・日産・トヨタの昨年の販売量は2014年に比べてそれぞれ68万台、34万台、34万台も増加した。起亜自動車の店舗から車で10分ほどの距離にあるトヨタの店舗は「活気に満ちていた」といい、ある職員は「中国人の所得が増えた上、日本車が故障しにくいといううわさも広まった。米国市場で認められている日本車に対する信頼度は高い」と話したという。また、同店舗では割引イベントは行われていなかったという。

さらに最近は中国車メーカーも急成長を見せている。そのため、韓国車の不振の原因として「高品質の日本車と低価格の中国車の間に挟まれた韓国車のブランドパワーの弱化」を指摘する声も上がっているという。中国で人気が高い「SUV」の新車投入が遅れたことも顧客の離脱につながったとみられている。

韓国の専門家は「現代・起亜自動車の失敗の原因をTHAADとするのは言い訳。中国政府が積極的に行うエコカー拡散政策に合わせて変化、投資をしなければ挽回することはできない」と指摘したという。

これに、韓国のネットユーザーからも「THAADのせいにし続ける現代自動車が情けない。実際にTHAADが与えた影響はごくわずかに過ぎないよ」「中国市場で押される理由は経済力がないから」「いまだにTHAADのせいにするのは、世界市場の動きを全く理解していない証拠。中国の技術力はもはや無視できないレベルになった。電気自動車の分野ではすでに韓国を超え、その差はどんどん拡大している。韓国は10年前から日本と中国に挟まれたサンドイッチ現象を克服できずにいる。これが韓国企業の現実だ」「これは一言で言って、国のブランドイメージが弱いせいだ。中国人にとって日本は先進国のイメージだけど、韓国は自分たちと同じレベルくらいに考えている。こうした現象は東南アジアの国々でも同じ。ベトナムの人たちは韓国製品と中国製品を同じレベルと捉えているよ」など、不振の原因はTHAAD以外だと主張する声が数多く上がっている。

その他「数年前まで日本車の店舗を壊したり日本車の運転手を批判したりしていたのに。中国人は気分屋だね」「日本車メーカーも日中関係が悪化すれば状況ががらりと変わる。どの国も中国市場にはできるだけ進出しない方がいい」と指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本
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