メイシーズも中国市場から撤退、外資系の中国ビジネスの難しさが浮き彫りに―中国メディア

Record China    2018年12月10日(月) 18時30分

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米国最大の百貨店メイシーズが中国市場から撤退することを決めた。外資系の中国ビジネスの難しさが浮き彫りになった。写真はメイシーズ。

2018年12月9日、国際金融報によると、米国最大の百貨店・メイシーズが中国市場から撤退することを決めた。メイシーズがオンラインショッピングモール・天猫(Tモール)の公式ページに掲載した「閉店のお知らせ」によると、12月3日には注文の受付を取りやめるという。

2016年9月、メイシーズの中国エリアを統括するダスティン・ジョーンズ氏は「メイシーズが中国から撤退することはない。私たちは中国のメイシーズになる」と語っていたが、2年余りで中国から去ることになった。

記事は、「海外の百貨店や小売店が中国市場から撤退するのはメイシーズが初めてではない」とし、英国のASOSやマークス&スペンサー、TOPSHOPなどが相次いで中国市場から撤退したことや、つい先日にはNewlookも撤退を表明したことを紹介した。

その上で、「専門家は海外の百貨店や小売店が相次いで中国から撤退する原因について、自社ブランドの知名度の低さや商品の生産地が中国であるケースが多いこと、価格面で優位にないことなどを挙げている」とし、「また、目まぐるしく変化する中国市場に対応しきれず、ビジネス環境に適応できなかったことも撤退につながった大きな原因だと話している」と伝えた。(翻訳・編集/岡田)

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