カナダが中国への渡航者に「最大限の注意」呼び掛け、中国報道官が反論―中国メディア

Record China    2019年1月16日(水) 10時40分

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15日、中国で麻薬密輸罪に問われたカナダ人男性が死刑を言い渡さたことを受けて、カナダ政府は「法を恣意(しい)的に使ってカナダ人を拘束する恐れがある」として中国に渡航する場合は注意するよう国民に呼び掛けた。環球網が伝えた。写真はファーウェイ製品。

2019年1月15日、中国で麻薬密輸罪に問われたカナダ人のロバート・シェレンバーグ被告に死刑が言い渡されたことに関し、カナダ政府は中国への渡航を考えている国民に対し「地元警察による実力行使の恐れがある」として最大限の注意を払うよう呼び掛けた。これに対し、中国外交部の華春螢(ホア・チュンイン)報道官が反論している。環球網が伝えた。

華報道官は同日の定例記者会見で、カナダ政府が呼び掛けを行ったことに対し「カナダ政府は『中国に麻薬を持ち込んではいけない』と呼び掛けるべきではないのか」と反論。「カナダ政府の呼び掛けは論点がずれている。いわゆる『法律』に基づいて外国人を恣意(しい)的に拘束しているのは中国ではなくカナダだ」「拘束されているカナダ人は中国で何かしらの犯罪を行ったからであって、中国はしかるべき措置をとっただけだ」などと説明した。

また、「中国は今後もカナダ人を含む外国の皆さんの訪中を歓迎する。偏見を持たずに中国を見ていただき、中国人の友好的で開放的な姿を見てほしい」と呼び掛けた。(翻訳・編集/和田)

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