ロサンゼルスで入国時の荷物検査が厳しく、ブランドバッグは「ギャランティカード」の携帯を―中国メディア

Record China    2019年10月12日(土) 22時10分

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中国僑網は9日、華字紙・星島日報の報道を引用し、「最近、米ロサンゼルスで住民や留学生が入国時にスーツケースを開けられ、ブランドバッグが偽物かどうか、またその用途を検査されるケースが相次いでいる」と伝えた。写真は正規のブランド品。

2019年10月9日、中国メディアの中国僑網は華字紙・星島日報の報道を引用し、「最近、米ロサンゼルスで住民や留学生が入国時にスーツケースを開けられ、ブランドバッグが偽物かどうか、またその用途を検査されるケースが相次いでいる」と伝えた。

記事はまず、「ロサンゼルスでは最近、入国者が持っているブランドバッグが新しいと『ギャランティカード(保証書)』の提示を求められることがある。ブランド品を扱う店舗の関係者も、『ブランドバッグを持って税関を通る際はギャランティカードを忘れないように』と注意喚起するほどだ」と紹介した。

記事によると、消費者がブランドバッグを購入する際、そのバッグが本物のブランド品であることを示す「ギャランティカード」が発行される。カードには番号が記載され、その番号はバッグ内部に印字されている番号と合致する。プラダなどはカードに購入日時や販売店舗名も記載しているという。

記事は、ロサンゼルスに留学中の王さんが中国からロサンゼルスの空港に戻った際の事例を紹介。王さんは入国後、出口の横にある検査室に連れていかれ、機内持ち込みのスーツケースを開けるよう要求された。王さんは中に入れていたのはつぶれては困る大小のブランドバッグ4点と3足のブランドシューズだと説明した。

検査員は王さんのシャネルやルイ・ヴィトンのバッグを調べながら、自分で使うのか、どこで購入したのかなど聞き、2つのバッグの「ギャランティカード」またはレシートの提示を求めた。

王さんによると、これらのバッグは欧州で購入したもので、店舗の関係者からギャランティカードについて「もし本物か偽物か疑われたらこのカードの番号をネットで検索すれば、購入した時間と店舗が分かる。出入国時持っているように」と説明された。王さんは「まさか本当に使うとは思っていなかった」と語っているという。

記事は最後に「模倣技術の精度が上がったことで、メーカー側もさまざまな手を尽くしてブランドを守ろうとしている。この『ギャランティカード』があればどこでも公式ホームページからの確認が可能で、インターネット時代が生んだ模倣防止対策なのだろう」と論じた。(翻訳・編集/和田)

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