外国記者が見た中国高速鉄道「他国よりはるかに速いわけではないが、ここがすごい」―中国紙

Record China    2019年2月12日(火) 10時0分

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11日、中国紙・環球時報(電子版)は、外国の記者が中国の高速鉄道について「他国の高速鉄道に比べて、速度がはるかに速いわけではない。だが支払いの素早さと快適さでは右に出るものはいない」との感想を述べていると報じた。写真は中国の高速鉄道。

2019年2月11日、中国紙・環球時報(電子版)は、外国の記者が中国の高速鉄道について「他国の高速鉄道に比べて、速度がはるかに速いわけではない。だが支払いの素早さと快適さでは右に出るものはいない」との感想を述べていると報じた。

記事によると、シンガポール英字紙ストレーツ・タイムズ(電子版)に10日、「香港から北京まで高速鉄道に乗って」と題した記事が掲載された。

記事は「私が前回、中国国内を2000キロ旅行した際に乗車したのは、北京から昆明までの『遅い』列車だった。それは2012年夏のことで、車内は乗客でごった返し、平均速度は時速60キロだった。多くの人が買えるのは『立ち席』だ。通路に立っている人もいれば、折りたたみ椅子を持ち込んで座る人もいた。夜になると、トイレや座席の下で眠る人もいた。44時間乗車し、7回食事してようやく列車は雲南省の省都・昆明に到着した」とした。

続けて、「時間を6年後の現在に早送りすると、私が乗っているのは中国で最も速い列車で、平均速度は時速300キロを超えるという。この『復興号』は香港から北京までの約2万5000キロを9時間弱で結ぶ。この6年間で、中国の高速鉄道の営業距離は3倍以上の2万9000キロにまで伸び、世界最長を誇る」とした。

そして、「中国の高速鉄道は他国の高速鉄道に比べて速度がはるかに速いわけではない。だが支払いの素早さと快適さでは右に出るものはいない」とし、「ファストフードや軽食を買うために小銭を探す必要はない。中国のほとんどの店員と同様に、乗務員も乗客がスマホで決済することを望んでいる。みんなの手間が省けるからだ。各座席には、料理を注文するためのQRコードが備え付けられている」とした。(翻訳・編集/柳川)

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