中国の過激なバードウォッチングが批判の的に=物投げて木を揺らす

The World Video    2018年12月1日(土) 0時40分

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28日、中国の北京市で、バードウォッチングで良い写真を撮るため、鳥をめがけてものを投げたり木を揺らしたりする行為が見られ、批判の的となっている。

2018年11月28日、中国の北京市で、バードウォッチングで良い写真を撮るため、鳥をめがけてものを投げたり木を揺らしたりする行為が見られ、批判の的となっている。

問題となっているのは大興区にある南海子公園で、北京晩報は27日の記事で「十数日前にトラフズク(フクロウ科の鳥)が5羽やって来た。この鳥は夜行性で昼の間は木の上で休んでいるのだが、目を開けている姿を撮りたいがために、ペットボトルを鳥をめがけて投げたり木を蹴って揺すったりする不適切な行為が見られている。自然を相手にすることは根気のいる作業だが、このような行為をする者に自然を保護する意識はなく、あるのは良い写真を撮って自己顕示欲を満たす念頭だけだ」と厳しく批判している。

また、公園側は「来園客に対して自然や動物を保護するよう呼び掛けているが、われわれに処罰を行う権限はなく、見つけても注意や関連部門への通報しかできない。現在は同様の行為は発生していない」と説明している。批判の声はメディアのみならずネットでも聞かれており、「この人たち本当に愛鳥家?」とその行動に目を疑う人や不適切な行為を行う人への批判が殺到した。(翻訳・編集/内山

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