世界最強パスポートを持つ日本の悩み、韓国ネットは「うらやましい」「日本は豊かだけど…」

Record China    2018年11月28日(水) 11時20分

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27日、日本が「ビザなしで世界190カ国・地域を訪問できる最強のパスポートパワーを持つ国」と評価されたことをめぐり、韓国経済は「パスポートを所有している日本人は4人に1人に過ぎず、活用できていない」と指摘した。写真は日本のパスポート。

2018年11月27日、日本が「ビザなしで世界190カ国・地域を訪問できる最強のパスポートパワーを持つ国」と評価されたことをめぐり、韓国メディア・韓国経済は「パスポートを所有している日本人は4人に1人に過ぎず、パスポートを活用していない。パスポート所有の分野にも、日本人特有の内向性が反映されている」と指摘した。

先日、英ヘンリー&パートナーズが199カ国・地域を対象に、ビザなしで訪問できる国・地域を調査した結果、日本が190カ国・地域で首位になった。

記事は「パスポートパワー1位でも日本の表情は明るいばかりではない」とし、その理由を「日本人のパスポート所有率が25%程度にとどまっているため」と説明。「不便を感じることなく世界各国を訪問できるにもかかわらず、国民の大多数がこれを活用していない」「韓国のパスポート所有率は40%ほど、米国も30%ほどであるのに対し、日本国民のパスポート所有率はかなり低い」などと指摘している。

さらに「海外に留学する日本人の数も減少傾向にあり、会社員らも海外勤務を好まない傾向が顕著だ」と日本の現状を紹介。「こうした日本人の特性は日韓の観光客数にも現れている」とし、「昨年日本を訪れた韓国人観光客が714万人に達したのに対し、韓国を訪れた日本人は231万人に過ぎなかった。人口と経済力の差を考えると、日本人は積極的に海外に行こうとしていない」と分析している。

これに対し、韓国のネットユーザーからはさまざまな意見が寄せられている。「日本がいいんだから、出ていく必要はない」「日本は地方都市もショッピングや文化施設が充実してる。一方、韓国はソウル以外の地方都市にはまともなショッピングセンターすらない」「海外に住んでるけど、日中韓の留学生で日本人が一番少ない。労働者も日本人が一番少ない。理由を尋ねたら『教育も就職も、その後も全て日本のほうがいいから、海外に住む必要がない』という答えだった。うらやましいな…」「日本は国内に観光施設が整っているし、内需が活性化しているから海外に行かないんだ」などというコメントや、「反日を叫びながらこれほど多くの韓国人が日本に行っているとは」「年間741万人も日本に行ったという事実のほうが衝撃的だ。人口の5分の1だぞ。すごいな」など、訪日韓国人の多さに驚く声も多い。

一方で「内向性の影響は一部で、日本人は経済的に余裕がないから海外旅行できないんだよ」「言葉の壁があるから海外に行けないんだ。日本人には英語も通じない」「日本という国は金持ちだが国民は金持ちではない。日本政府が『日本は最高だ』『日本が最も暮らしやすい国だ』と洗脳しているのも一因」「日本は富国だけど、国民の暮らしは韓国と変わらない。給与水準も同じだ」などと主張するコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

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