中国がこの技術で重要な突破、対中輸出激減で日本経済に影響―中国メディア

Record China    2018年11月27日(火) 7時10分

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25日、金十数拠は、日本の工作機械の対中輸出が大きく減少しており、日本経済に少なからぬ打撃を与えつつあると報じた。資料写真。

2018年11月25日、金十数拠は、日本の工作機械の対中輸出が大きく減少しており、日本経済に少なからぬ打撃を与えつつあると報じた。

記事は、日本工作機械工業会が22日に発表した統計で、10月の日本の対中工作機械輸出額が前年同期比で36.5%下落し、8カ月連続の減少となったことが分かったと紹介。分析によると、その背景には市場ニーズの低迷があり、特にスマートフォンの金属部分に用いるドリルや精密機器の工作機械の注文数が大きく減少したとしている。

そのうえで、「昨年は中国の公共事業やインフラ投資の拡大に伴い、中国企業が日本の工作機械を爆買いし、昨年の注文額が前年同期比31.6%増と過去10年間で最高を記録した」と説明。しかし、「現在はニーズが落ち着きを取り戻し、注文額が減少した」としている。

さらに、ニーズの低下に加えて近年中国の工作機械技術が大きく発展していることも、日本の工作機械対中輸出が減少している背景にあると指摘。「国内技術の発展に伴い、関連政策が整うことで今後中国産工作機械の市場シェアはさらに高まる見込みだ」とし、「日本経済の先行きを見る指標とされてきた日本の工作機械の不調で、日本の製造業は大きな転換期を迎えることになる」と伝えている。(翻訳・編集/川尻

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