韓国最大の犬の食肉処理施設の解体始まる、動物愛護団体「歴史的な瞬間」―中国紙

Record China    2018年11月23日(金) 22時40分

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23日、中国紙・新京報は韓国最大の犬の食肉処理施設解体作業が始まったと報じた。資料写真。

2018年11月23日、中国紙・新京報は韓国最大の犬の食肉処理施設解体作業が始まったと報じた。

記事はまず、英BBCの報道を引用。「韓国当局は22日、動物の権利活動家らの圧力に迫られ、国内各地の犬肉料理店の最大の供給元となっていた、ソウル南部の城南市太平洞にある施設の解体作業を始めた」と報じた。当局者によると、解体作業は2日間行われ、その後は公園に改築されるという。

記事によると、韓国の動物権利保護団体(KARA)は声明で、「これは歴史的な瞬間だ」とし、「全国の犬の食肉処理施設の閉鎖のための扉を開き、犬肉産業全体の減少を速める」と述べた。

米ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(HSI)は、「施設内に入った人は『恐ろしい』と語っている。彼らはそこで、犬を感電死させる装置や脱毛器、ナイフなどを見たと報告している」と述べた。

記事は続けて、韓国・聯合ニュースの報道を引用。「2004年には韓国国民の約9割が犬食を禁止する必要はないと答えたが、今年は犬食に賛成する人は18.5%だった。今年8月、『畜産法を改正し、家畜から犬を除外して食肉処理を違法化してほしい』とする大統領府への請願に20万人を超える署名が集まったことを受け、政府は『関連規定の整備を検討する』と回答した」ことを紹介した。(翻訳・編集/柳川)

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