中国人気俳優の日本人恋人へのDVが話題、中国では「7.4秒に1人の女性がDV被害」との統計結果も

Record China    2018年11月23日(金) 8時40分

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21日、新浪新聞の微博アカウント・頭条新聞は、中国でのDVの実態について伝える記事を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

2018年11月21日、新浪新聞の微博(ウェイボー)アカウント・頭条新聞は、中国でのドメスティックバイオレンス(DV)の被害の実態について伝える記事を掲載した。

記事は、「中国の人気俳優・蒋勁夫(ジャン・ジンフー)が交際していた日本人女性に暴力を振るっていたことが話題となっている」と紹介した上で、99年に国際連合は11月25日を「女性に対する暴力撤廃の国際デー」と定めたものの、世界では約3分の1の女性が身体或いは性的暴力を受けていると伝えた。

その上で、中華全国婦女聯合会の統計では、中国の2億7000万世帯のうち、30%の既婚女性がDVの被害に遭ったことがあると指摘。毎年15万7000人の女性が自殺しているが、このうち約60%はDVが原因だったという。また、平均すると7.4秒に1人の女性がDV被害に遭っており、中国救助組織に助けを求めた女性のうち、DVを受けていた期間は最も短い人で3年、長い人では40年という人もいたという。

これに対し、中国のネットユーザーから「DVとは、最も意味がなく無能なコミュニケーションの方法」「一切のDVや暴力に反対する」「外国人女性がDV被害に遭うと中国人の注意を引く。中国人女性がDVに遭っても誰も見向きもしない」「DVについては、法的保護を求めるしか生き残る道はない」など、DVを批判するコメントが多く寄せられた。

一方で、「法律でDVから守れるのだろうか。結局は家族の問題に属するものだし」「これは女性たちに武術を習えと言っているようなもの」などの意見や、「7.3秒に1人の男性が女性からいじめられていると思う」「まずは女性のわがまま度を調査すべきだと思うが」「男は手を出すが、女は口を出す」など、女性側にも問題があるとの主張も少なくなかった。(翻訳・編集/山中)

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