中国で「うらやましい!」との声がやまない日本の高校サッカー、どんな秘密があるのか―中国メディア

Record China    2018年11月21日(水) 22時20分

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20日、新浪体育によると、中国のサッカー専門家が日本の高校サッカーが発展している秘密について解説した。資料写真。

2018年11月20日、新浪体育によると、中国のサッカー専門家が日本の高校サッカーが発展している秘密について解説した。

17日に北京市の中関村のカフェで日本サッカーの状況について語り合うサロンが開かれ、ゲストとして登場した中国のサッカーメディア関係者が、日本サッカーの強さが高校サッカーをはじめとする「学園サッカー」にあるとし、その意義について解説した。

まず、サッカー記者の周超(ジョウ・チャオ)氏は「日本の高校サッカー選手権の第一の目的は教育、挫折を味わう教育だ。その次に競技がある。教育があるからこそ、この大会が日本サッカー界に新たな血液を送り続けられるのだ」と指摘。日本のサッカー選手育成が学校の部活と、エリートが集まるクラブユースの二つに分かれており、いずれも重要な役割を果たしていると紹介した。

日本サッカー専門家の星庭(シン・ティン)氏も「日本の学校サッカーは教育システムに属している。それが大きな役割を持っていて、子どもたちにサッカー選手になる夢を抱かせると同時に、将来のために勉学にも取り組ませることができる。そして、学校サッカーや地域サッカーの発達は、プロ選手の引退後の仕事を確保することにもつながっている」と解説した。

さらに、著名なサッカーくじ専門家・葛思文(ガー・スーウエン)氏は日本の教育理念に言及。「日本は古来より特に文武両道を重んじてきた。この教育理念の下、子どもたちは放課後にクラブ活動の時間を過ごしている。そして、活動には十分な経費が与えられ、トレーニングや試合の機会も用意されるのだ」と説明した。(翻訳・編集/川尻

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