文大統領、元徴用工問題で日本にチクリ=韓国ネットから称賛の声

Record China    2018年11月19日(月) 20時0分

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19日、韓国・ニューシスによると、韓国の文在寅大統領が日本に向けて「日韓両国にとってつらい過去である植民地時代の真実と向き合い、易地思之の姿勢で正義と原則を構築すれば、日韓は真の友人になれる」との考えを述べた。写真は韓国の最高裁。

2018年11月19日、韓国・ニューシスによると、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が日本に向けて「日韓両国にとってつらい過去である植民地時代の真実と向き合い、易地思之(相手の立場に立って考えること)の姿勢で正義と原則を構築すれば、日韓は真の友人になれる」との考えを述べた。

文大統領はソウル市内で開かれた韓日・日韓協力委員会合同総会に送った書面メッセージで上記のように述べた。同メッセージについて、記事は「日本企業に韓国人元徴用工への賠償を命じた韓国最高裁の先月末の判決と関連している」としつつも、「日韓間の持続的な交流を考慮して直接的な言及を避け、植民地時代の真実と向き合ってほしい、易地思之の姿勢を取ってほしいなどと遠回しの表現を使ったとみられる」と分析している。

また、文大統領は「東北アジア繁栄のため、多くの努力を傾けてきた日本の建設的役割は非常に重要」とし、「日韓関係も両国のレベルを超え、さらに大きな段階に跳躍できるだろう」とも述べたという。

これに、韓国のネットユーザーからは「筋の通った素晴らしい指摘」「言いたいことをはっきり言えるかっこいい大統領」「国民と国益を優先してくれる立派な大統領だ」など称賛の声が多数上がっている。また、日本に対し「安倍首相は歴史を心から反省するべき」「これを機に、日本人たちは心を入れ替えてほしい」と訴える声も。

一方で「隣国との関係を政治に利用しないで」「韓国の政治家や政権は支持率が下がったら日本との対立をあおり始める」と指摘する声や、「植民地時代の話はもういい。韓国経済の現状を把握し、まともに仕事して」と主張する声も上がっている。(翻訳・編集/堂本

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