中国の沿岸海洋汚染進む、東シナ海の汚染も深刻に―英誌

配信日時:2012年11月11日(日) 7時56分
中国の沿岸海洋汚染進む、東シナ海の汚染も深刻に―英誌
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6日、中国の海洋資源が悪化しており、90%近くの沿海都市が周期的な水不足に見舞われているという。写真は遼寧省大連市での汚染除去。
2012年11月6日、英誌ネイチャー電子版によると、中国国家海洋局が2004年から8年間にわたって行ってきた海洋調査がこのほど終了した。これによると、中国の海洋資源が悪化しており、90%近くの沿海都市が周期的な水不足に見舞われているという。9日付で環球時報が伝えた。

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1950年代に比べ、中国のマングローブは73%、珊瑚礁は80%、沿海湿地面積は57%、それぞれ減少している。過去10年間で、中国の海洋に排出される汚染物質は増え続け、その4分の3が基準に適合しておらず、河口の48カ所が重金属、DDT、石油炭化水素の汚染にさらされている。これに田畑からの化学肥料や堆肥の流入も加わり、中国沿海海域は富栄養化が進み、有害な藻が大量発生している。

過去20年間、中国の沿海海域は毎年平均83回もの赤潮被害に遭っており、その多くが東シナ海で発生している。黄海では緑潮が多発し、経済にも深刻な影響を与えており、08年の直接的な経済損失は13億元(約170億円)にも上る。中国沿海の海洋資源も大幅に減少している。東シナ海のオキアミが絶滅の危機に瀕しており、これを食べる魚のキグチにも壊滅的な打撃を与えることになる。(翻訳・編集/中原)
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