巨匠アン・リー監督も同性婚合法化を支持、「愛は最も大きい」メッセージで賛成派が盛り上がり―台湾

Record China    2018年11月17日(土) 19時0分

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16日、台湾出身のアン・リー監督が同性婚合法化を支持するメッセージが、ネット上に登場。今月末の住民投票に向けて、大きな影響力を発揮すると見られる。

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2018年11月16日、台湾出身のアン・リー(李安)監督が同性婚合法化を支持するメッセージが、ネット上に登場。今月末の住民投票に向けて、大きな影響力を発揮すると見られる。聯合報が伝えた。

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映画「藍色夏恋」などで知られ、同性愛者であることを公表しているイー・ツーイェン(易智言)監督が15日、フェイスブック上でアン・リー監督の直筆メモを公開。「愛は最も大きい」と書かれたメッセージには署名が添えられており、これはアン・リー監督が同性婚合法化の支持を表明したものだと、イー・ツーイェン監督が説明している。

アジアで初めて同性婚が合法化されると、全世界から注目を集めている台湾だが、昨年5月には憲法裁判所に相当する司法院大法官会議が、同性婚を禁止することは「違憲」と認め、2年以内に法改正を行うよう要求した。しかしこれが反対派の不満を大きくし、今月24日には統一地方選に合わせ、同性婚合法化を問う住民投票が行われる。

米アカデミー賞で監督賞を2度受賞し、台湾が誇る巨匠のアン・リー監督は、「ウェディング・バンケット」「ブロークバック・マウンテン」といった同性愛者にスポットを当てた名作でも知られる。“台湾の光”ことアン・リー監督の支持を受けて賛成派は一気に盛り上がりを見せており、このメッセージが住民投票へ向けて大きな影響力を発揮すると見られる。(翻訳・編集/Mathilda

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