伊藤美誠が「大魔王」!?「この3人には到底及ばない」と中国メディア

Record China    2019年3月15日(金) 19時40分

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13日、上観新聞は、ブタペストでの世界卓球選手権でメダルの期待がかかる日本の伊藤美誠について「大魔王と名乗るには早過ぎる」とする記事を掲載した。写真は伊藤美誠。

2019年3月13日、上観新聞は、ブタペストでの世界卓球選手権でメダルの期待がかかる日本の伊藤美誠について「大魔王と名乗るには早過ぎる」とする記事を掲載した。

記事は、18歳の伊藤が4月に開かれる同大会で「3冠」を目指すと豪語したことを紹介。また、昨年のスウェーデンオープンで劉詩●(リウ・シーウエン、●は雨かんむりに文)、丁寧(ディン・ニン)、朱雨玲(ジュー・ユーリン)の中国3大選手を破って優勝した際にも、世界卓球で再び中国選手を破って優勝し、「大魔王」の地位を確固たるものにしたいといった趣旨の発言をしたと伝えた。

そのうえで、「確かに伊藤の実力は否定できないが、女子チャンピオンとしての十分な実績による裏付けがない現状で彼女を『大魔王』と称するのは時期尚早だ」と主張。8年連続で世界一に輝いた劉亜萍(リウ・ヤーピン)や、王楠(ワン・ナン)、張怡寧(ジャン・イーニン)など、他を圧倒する実力で「大魔王」と呼ばれた選手らとは格が違うとの認識を示した。

そして、伊藤について「身長150センチで手足が短く、敏しょう性がある代わりに広範囲の移動が苦手。スピードを生かした攻撃に加え、安定したメンタル、さらに厳しいトレーニングによって頭角を現し、好調時には中国のトップ選手とも張り合う実力を持つが、中、長距離でのラリーは超一流の域に達していない」と評価している。

さらに、現状で伊藤が中国選手に強い理由には、回転がかかりにくい新素材のボールと、表面に粒のある表ソフトラバーを使用して相手ボールを打ち返しやすくする戦術によるものだと分析。現在、中国の一流選手に表ソフトラバーの使い手がいないことから対策が遅れているものの、すでに中国国内で超一流の表ソフトラバー選手を育成し始めているとし、「中国にとって伊藤は難攻不落の課題ではない。彼女を真の『大魔王』にしてはならない」と結んだ。(翻訳・編集/川尻

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