「1年で一生分稼げる」、中国からのオファー受けた韓国人監督が夜も眠れず―中国メディア

Record China    2018年11月16日(金) 9時20分

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14日、網易体育は、中国からオファーを受けたサッカーの韓国人監督が悩んでいると伝える記事を掲載した。写真はオファーしたとされる中国の大連一方。

2018年11月14日、網易体育は、中国からのオファーを受けたサッカーの韓国人監督が悩んでいると伝える記事を掲載した。

記事は、韓国メディアの報道を引用。「慶南FCの金鐘夫(キム・ジョンブ)監督は、中国サッカー・スーパーリーグ(CSL)からの天文学的な報酬のオファーに苦悩している。本人は慶南FCを率いて再び奇跡を創り上げたいと考えているが、CSLでの1年は一生分の収入になるため、この機会に揺れ動いている」と伝えた。

記事によると、慶南FCは金監督の指揮のもと、この2年で好成績を収めた。Kリーグ2部で優勝してKリーグ1部に昇格し、翌年のKリーグ1部では準優勝という好成績となり、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)への参加資格も獲得している。こうした輝かしい功績ゆえに、金監督はCSLクラブの注目の的になったという。

金監督は「チームのこの2年の成績は非常に優秀で、われわれはサポーターの目標を達成することができ、ACLへも参加できる。しかし、CSLからのオファーがあり、その報酬は拒否しがたいものがある」と語った。記事によると、金監督が受けているオファーは1200万~1800万元(約1億9500万円~2億9300万円)という破格の契約で、このような報酬はKリーグのクラブが負担できる額ではないという。

CSLからのオファーは、金監督を大いに悩ませているようだ。金監督は「もう何日もよく眠れていない。CSLからのオファーは続いており、私は矛盾に陥っている。CSLでの1年は一生分の稼ぎになるからだ。私の最終目標はACLで優勝することで、普通のチームがこの目標を実現するのは難しいということはよく知っている。強力なチームによってこそ、ACL優勝を狙える」と語った。

さらに金監督は、「個人的には、慶南FCを率いてACLを戦い、再び奇跡を創り上げたいと思っている。このチームを率いて成功できることは過去の2年が証明している。慶南FCが私の有力選手獲得要請を満たせれば残留したいと思っている。われわれは実力のある内外の助っ人を迎えてACLを戦う必要があり、そうすることで好成績を獲得することができる」と語った。しかし、金監督は、まだ最終的な決定は下していないという。(翻訳・編集/山中)

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