防弾少年団、原爆Tシャツに続き今度はナチス帽で非難=中国ネットの反応は?

Record China    2018年11月13日(火) 10時40分

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13日、韓国の7人組男性音楽グループ「BTS(防弾少年団)」が「原爆Tシャツ」問題で日本の世論の猛反発を受けたのに続き、ナチス親衛隊の記章をあしらった帽子をかぶったりしていたとして米ユダヤ系団体から非難されたことが、中国でも話題になっている。

2018年11月13日、韓国の7人組男性音楽グループ「BTS防弾少年団)」が原爆投下時の画像がプリントされたTシャツを着ていたとして日本の世論の猛反発を受けたのに続き、ナチス親衛隊(SS)の記章をあしらった帽子をかぶったり、コンサートでナチスを想起させる旗を掲げたりしていたとして米ユダヤ系団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」から非難されたことが、中国でも話題になっている。

中国紙・新京報のウェイボー(微博)アカウントによると、同センターは11日、BTSを非難するコメントを発表し、同グループのメンバーや経営者らに対し、謝罪を要求した。

同グループをめぐっては、メンバーの1人が原爆投下の写真がプリントされたTシャツを着ていたことが問題となり、9日夜のテレビ朝日の「ミュージックステーション」への出演がキャンセルになっていた。

ウェイボーでは、中国のBTSファンとみられる人たちから、問題となっている旗のデザインについて、ナチスの旗と対比する写真を掲載して「全く別物だ」と主張する声や、帽子についても「2014年に掲載されたファッション誌・CeCiのスタイリストの私物だ。モデルには衣装の選択権はない。よってこの問題とBTSのメンバーや運営側は無関係だ」などと主張する声が上がっていた。

また、BTSが国連児童基金(ユニセフ)の子どもに対する暴力撲滅キャンペーンに協力して国連総会などでスピーチし、寄付金集めに大きな影響力を発揮していることや、セウォル号沈没事故の家族協議会に1億ウォン(約1000万円)を寄付したことを取り上げ、「メディアは批判ばかり。なぜこういうことをもっと大きく伝えないのか」と主張する人もいた。

一方で、「韓国はよく旭日旗に難癖付けるが、これを問題にしないのか?」「韓国国内の反応が知りたい」などの声も上がっていた。(翻訳・編集/柳川)

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