米CIAの地図「竹島は日本の島」、韓国が是正要求も直らず=韓国ネット猛反発「それが米国の本音?」

Record China    2018年11月7日(水) 11時10分

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6日、韓国・オーマイニュースは、「米中央情報局発行の世界地図を分析した結果、独島領有権表記について大きな誤りを発見した」と報じた。写真は竹島。

2018年11月6日、韓国・オーマイニュースは、米中央情報局(CIA)発行の世界地図について「独島(日本名:竹島)領有権表記に関し大きな誤りがある」と報じた。また「韓国政府が是正措置を求めているにもかかわらず、米国議会図書館などでは独島を日本の領土とする誤った地図が放置されている」とも伝えている。

記事によると、2018年11月現在、CIAが発行する「ザ・ワールド・ファクトブック」で、竹島は「リアンクール岩礁(Liancourt Rocks)」という名称で日韓両方の地図に描かれている。また、日本と韓国のページにはそれぞれ「日本と韓国は、韓国が1954年から占有しているリアンクール岩礁(独島/竹島)をめぐり紛争を繰り広げている」と説明されている。

これについて、記事は「CIAは、韓国が現在、独島を占有していることを認定しながらも、『リアンクール岩礁』『独島』『竹島』を併記することで、独島を紛争地域にしようという日本側の要求を事実上、受け入れている」と指摘している。

また記事によると、CIAはオフラインで発行した世界地図のハードコピーを米各地域の主要図書館に配布している。そのうち、1989年9月発行の地図では、「リアンクール岩礁」と単独表記されているが、1987年、1993年、2011年の朝鮮半島地図では、独島の地名表記がないか、島そのものが描かれていないという。1996年の日本行政区域地図では、日本の島根県に属すると表記されていた。また、1986年のインド洋地域の地図では、日本の領土と同じ黄色で描かれており、2002年の東アジアとオセアニアの主要な島の領有権を表記した地図でも、日本の島と同じ色で塗られているという。

これについて、韓国外交部は「(独島の表記に)誤りのある地図の存在は認知している。米国側に独島や東海(日本名:日本海)について誤表記された地図に関する是正の要求は継続して行っている」とし、「その結果、ネット上の地図については大部分がリアンクール岩礁との表記になっており、残るハードコピーの地図の誤表記については、今後も是正措置を求めてく方針だ」と説明したという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「米国も日本もまったく…。韓国の自主権のために、国力を備えよう」「米国は真の友好国ではない。いつも日本の味方だった。あまり信用すべきではない」「米国は韓国ではなく日本の友好国だ」「ミスじゃなく、故意だろ」「これが誤表記?米国の連中は日本の肩を持っている、ということでしょ」「これが米国の本心だ」など、さまざまな批判の声が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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