中国人男性の精子減少、中国の出生率引き上げ努力に影響?―香港紙

Record China    2018年10月30日(火) 0時20分

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29日、環球時報は、「精子減少が中国の出生率引き上げ努力に影響するかもしれない」とする香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストの記事を取り上げた。資料写真。

2018年10月29日、環球時報は、「精子減少が中国の出生率引き上げ努力に影響するかもしれない」とする香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストの記事を取り上げた。

記事によると、復旦大学・人類精子バンクが35歳以下の提供者100人余りの精液を調べたところ、基準クリアは10%にとどまった。上海市仁済医院でも13年は40%を超えていた合格率が昨年は25%に下降。北京大学第3医院も15年9月から16年5月に入手したサンプルで合格率20%未満という結果に直面している。

記事は「中国の状況は先進国と似ている」と指摘し、「昨年、ある研究で欧米男性の精子の数が約40年間で50%減ったことが示された」と説明。「化学製品や放射線、飲酒、喫煙などが精子を減らす原因かもしれない」などとした上で、「20年前に3%だった中国の不妊率が現在は10~15%に上昇」と伝えた。ただ、専門家からは「精子の数はまだ正常範囲。数の現象イコール生育能力の下降ではない」とのコメントが寄せられているそうだ。(翻訳・編集/野谷

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