2018年10月15日、「寝るだけで報酬をくれる会社が日本に出現した」とのニュースに、中国のネットユーザーが反応を示している。

その会社とはウエディングプロデュース事業などを手掛けるCRAZY（東京都墨田区）。福利厚生制度の一環として、日本初の「睡眠報酬制度」を今月10日にスタートさせた。付与対象は週に5日以上、6時間を超える睡眠時間を確保できた社員で、5日間達成で500ポイント、6日間で600ポイントがもらえる。さらに7日間達成なら1000ポイントの付与となり、1カ月続けて計測した場合は基準達成にかかわらず1000ポイントが加算されるそうだ。

ポイントは100ポイントが100円として、社内食堂やカフェで利用できる。同社は睡眠報酬制度の導入で、社員が十分な睡眠を取ることで集中力を高め、業務の生産性を向上させることを目指すという。

この取り組みが中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で紹介されると、ネットユーザーからは「自分なら会社が破産するまで眠れる！」「すごくいいと思う。強制じゃないから参加しなくても給料が減るわけではない」「すぐにお金持ちになれそう」「睡眠時間が十分だと仕事の効率が上がるというのは確か」などのコメントが寄せられた。この他、「でも仕事の量も見なきゃ…」「この制度、中国でもぜひやってほしい」などの声も上がっている。（翻訳・編集/野谷）