中国の顔に泥を塗り続ける豪州、中国系候補者が「攻撃」される―中国紙

Record China    2018年10月17日(水) 12時40分

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16日、環球時報は、豪タスマニア州ホバート市の議会選挙に出馬する中国系候補者が「中国浸透」との攻撃を受けていると報じた。資料写真。

2018年10月16日、環球時報は、豪タスマニア州ホバート市の議会選挙に出馬する中国系候補者が「中国浸透」との攻撃を受けていると報じた。同氏に反発する他党党首は種族的背景ではなく、「中国共産党の内政干渉」を問題視しているという。

記事によると、オーストラリアでは近年、中国の影響力浸透を懸念する「中国浸透」論が巻き起こっている。問題の候補者が編集長を務める新聞紙面には以前、「オーストラリアは白人が主導的地位を占める国」と同氏への支持を呼び掛ける記事が掲載された。これに不満を抱いた一部の人々は「中国共産党のために動いている」と批判。先日は選挙ポスターに中国人への差別用語が書かれているのが見つかったそうだ。

同候補者はまた、メルボルンにある中国領事館のボランティアとして、中国人学生をサポートする活動に参加したこともある。こうしたことが「中国がタスマニアの地方選挙に干渉する『動かぬ証拠』」とされているという。

記事は、「ターンブル政権が『中国浸透』をあおり立て、豪中関係は谷底に入り込んだ」と指摘した上で、「新政権発足後に対中関係改善に向けたシグナルが見えたが、中国の顔に泥を塗る行為がやんだことはない」と断じた。(翻訳・編集/野谷

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