中国で相次ぐ愛国炎上騒動、今度は国歌をふざけて歌って通報される―中国メディア

Record China    2018年10月10日(水) 17時50分

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中国のストリーミングサイトでネットアイドルが「国歌をふざけて歌っている」と当局に通報された。中国では愛国炎上騒動が相次いでいる。

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2018年10月9日、観察者網によると、中国のストリーミングサイト・虎牙(Huya)で、ネットアイドルの莉哥(リーガー)さんが愛国炎上騒動を起こした。

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江蘇省のネット警察によると、9日夜、莉哥さんはストリーミング番組で中国国歌を歌ったが、視聴していたネットユーザーから「国歌をふざけて歌った」と当局に通報されたという。

中国には「中華人民共和国国歌法」があり、公共の場で国歌の言葉を勝手に替えて歌ったり、曲調を替えて演奏したりするなど、「国歌を侮辱する行為」が禁じられている。違反すると警告処分や15日以下の拘留となり、犯罪行為と見なされれば刑事責任を負うことになる。

莉哥さんは短編動画共有アプリ「TikTok」では4400万人ものフォロワーを持ち、虎牙でも200万人のフォロワーがおり、その影響力は小さくない。

同様の事案は過去にも起きており、ストリーミング番組の女性司会者が「南京大虐殺を冗談めかして話した」と通報され、活動を禁止されている。

中国ネットユーザーからは次のようなコメントが書き込まれている。

「国を誇りに思う気持ちがみじんも感じられない…」

「最低限の敬意は払うべきだろう」

「国歌である『義勇軍進行曲』には中国人の血と命がこもっている。もっと尊重すべきだ」

「どういう親に育てられたんだ?」

「活動禁止にされてしかるべきだ」

「活動禁止だけでは甘すぎるのでは?」

「法律に照らし合わせて厳しく処分すべきだ」

「きわどい表現で知名度を上げようとしているのだろうが、これはひどい」

「まったく聞いたこともない人だけど、フォロワーが4000万人を超えると知って驚いた」

「フォロワーの数もお金次第らしいからね…」

「中継を見ていたよ。歌詞は変えてないし、ふざけてもいなかった。おかしかったのはテロップだけ」(翻訳・編集/岡田)

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