線路を占領の中国の車、列車にぶつけられ逆ギレ

The World Video    2018年10月4日(木) 23時50分

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中国の河北省唐山市で10月1日、列車と自動車の衝突事故が発生したのだが、自動車運転手の行動に批判が集まっている。

中国の河北省唐山市で10月1日、列車と自動車の衝突事故が発生したのだが、自動車運転手の行動に批判が集まっている。中国の各主要メディアが伝えた。

1日は中国の国慶節(建国記念日)7連休の初日で、多くの場所で渋滞が見られた。事故が起きた場所も同様で、列車の線路には多くの車が止まっていた。列車が近づくと多くの車は線路から移動したが、黒い乗用車だけは微動だにせずその場に止まり続けた。その結果、列車は乗用車に衝突し、そのまま数メートル進んだ。列車の速度が遅くブレーキをかけたことで乗用車に乗っていた人にけがはなかったが、車から降りてきた男女は列車の運転士に近寄り、「なぜブレーキを踏まないんだ!本当に運転できるのか!」と叫んだ。

乗用車に乗っていた男女の言い分は「自分の車が止まっているのが見えているのだからブレーキを踏んで止まるべき」というものだが、ネットでは、「列車がいち早くブレーキを踏んだから車が傷ついただけで済んだのだ」「すごい度胸。列車と道を争うなんて」と揶揄する声や批判する声が数多く集まっている。乗用車はその後もその場から移動せず、現場に駆け付けた警官に対し「警官が人を殴った」と騒ぎ続けていたという。現在警察が対応を進めている。(翻訳・編集/内山

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