どれほど似てる?「日本ドラマパクリ」疑惑の韓国ドラマ、ネットからは非難の声「完全に盗作」

Record China    2018年10月2日(火) 20時50分

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29日、韓国・オーセンは、ある韓国ドラマに日本ドラマの盗作疑惑が浮上していると報じた。資料写真。

2018年9月29日、韓国・オーセンは、ある韓国ドラマに日本ドラマの盗作疑惑が浮上していると報じた。

物議を醸しているのは、SBSドラマ「彼女はといえば」。同日の最終回終了後、日本ドラマ「美しい人(脚本:野島伸司、1999年)」に似ていると指摘する声が上がったという。訴えたのはドラマ制作会社DK E&Mで、同社は報道資料を通じて「『彼女はといえば』が日本ドラマ『美しい人』の重要部分を盗作および修正して放映された」と主張した。同社は「美しい人」のリメーク版権を購入した制作会社。2017年11月からTBSとの協議を経て版権を購入し、19年上半期の放送を目標に企画中だという。

2作の類似点として、記事がまず指摘するのは「主要素材と女性主人公の大まかな事情」。「彼女はといえば」は、有名なアンカーである夫の家庭内暴力から逃れるべく人生をかけて整形手術を敢行したある女性の物語を描いている。一方「美しい人」の主人公みゆきも刑事である夫の執着と暴力に苦しめられ、これを脱するため整形手術を試みる。

さらに「恋愛ストーリー」も類似しているという。「彼女はといえば」で主人公の女性は整形手術を執刀した医師と恋に落ちる。医師は主人公の顔を自身の亡き母の顔のような顔に変えてしまうのだ。一方「美しい人」のみゆきの整形手術を執刀した医師・京助は事故で死別した妻の顔と同じように変え、結局二人は恋に落ちて一緒に暮らすようになる。

DK E&M側も同様の部分を指摘しているというが、記事では「『彼女はといえば』は女性主人公の記憶喪失がドラマの主要キーワードになっており、『美しい人』より推理やスリラーの雰囲気が強い」と伝えている。なおDK E&M側は、盗作論争を解決すべく法的手続きを取るとの立場を示しているという。

これを受け、韓国のネット上では「主要設定は完全に盗作」「ここまでするなら版権を買って製作すべき」「これじゃ制作陣は詐欺師集団も同じ」「版権を買った人たちは撮影すらできてないのに。これが真実ならたたかれて当然」「ケーブル放送でもしないことを、地上波が堂々とやってる」など非難の声が相次いでおり、視聴者からは「どうりで素材がありきたりな韓国ドラマとは違うな~と思った(泣)」「毎回楽しみにしてたのに残念。作家には失望した」と惜しむ声が上がっている。

ただし、最終回終了後に物議を醸していることについては「今まで何も言わなかったのに、なんで今になって?」と疑問を投げ掛けるユーザーもみられた。(翻訳・編集/松村)

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