中国当局が「偽ニュース」指摘に反論、関空救助持ち出し―米華字メディア

Record China    2018年9月26日(水) 22時10分

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26日、台湾政策を担当する中国国務院台湾事務弁公室の定例会見が行われ、安峰山報道官は「大陸が偽ニュースを作った」との指摘に反論した。写真は安峰山報道官。

2018年9月26日、台湾政策を担当する中国国務院台湾事務弁公室の定例会見が行われ、安峰山(アン・フォンシャン)報道官は「大陸が偽ニュースを作った」との指摘に強く反論した。米華字メディア・多維新聞が伝えた。

記事によると、台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統は先日、「台湾地方選挙の過程で大陸は偽ニュースを作り、台湾社会の対立を引き起こした」と中国側を批判。この件に対する見解を問われた安報道官は「これまで台湾の選挙に介入したことはない」とした上で、「選挙のたびに民進党と当局は自らの努力不足を隠すためにさまざまな策を講じて大陸を中傷し、大陸に対する敵意、対立をもてあそぶことで両岸関係を壊そうとする」「民進党当局のこうした発言、やり方こそがニュースのねつ造、流布だ」などと反発した。

安報道官はさらに台風21号で関西国際空港に足止めされた旅行者の救出にも言及し、「当時、民進党当局、一部政治家や特定メディアは台湾同胞への対応が遅れたことをごまかすために故意に事実を歪曲(わいきょく)した」と指摘。「大陸がバスを手配して旅行者を救ったというのは偽ニュース」とされたことに反論し、「このようなことをするのは1つの基本的な事実を隠すためだ。その事実とは台湾の同胞32人を含む1044人の旅行者が中国総領事館のサポートのもと、迅速、安全、円滑に移動したということ。長年にわたって黙々と同胞のためになることをしてきたのは一体誰なのだろう」と訴えた。(翻訳・編集/野谷

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