中国の偽札の97%がこの人の手によるものだった―中国メディア

Record China    2018年9月27日(木) 7時50分

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26日、中国広東省の地元紙、南方日報は、中国の偽札全体の96.7%が同省汕頭市の画家、彭大祥が作ったフィルムを基に印刷されたとし、2013年に逮捕され、現在無期懲役刑に服している彭のインタビューを掲載した。

2018年9月26日、中国広東省の地元紙、南方日報は、中国の偽札全体の96.7%が同省汕頭市の画家、彭大祥(ポン・ダーシアン)が作ったフィルムを基に印刷されたとし、2013年に逮捕され、現在無期懲役刑に服している彭のインタビューを掲載した。

彭によると、偽人民元のフィルムの図案は、本物を拡大コピーしたものを貼り付けて手作業で1本1本描き、完成したら実物大に縮小するという。フィルムの原版を一つ作るのに要する時間は20日から1カ月ほどで、原版の売価は一つ20万元(約328万円)を超えることもあったという。通貨偽造は違法だと理解し、その危険性も承知していた。だが借金返済のためにはほかに手段がなかったとしている。

この記事のコメント欄には「牢屋に入っているとはいえ、本物の職人だ」「才能を生かす場所を間違えてしまった」などの声が上がっていた。

一方で「才能はともかく、このような犯罪は絶対に許されない」と指摘する人もいた。(翻訳・編集/柳川)

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