中国サッカー協会が壮大な目標発表、鼻で笑う中国人=「目標がオフサイドだよ」

Record China    2019年4月4日(木) 20時0分

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3日、新浪体育の微博アカウントは、中国サッカー協会の李毓毅副主席が、「中国スーパーリーグを世界5大リーグに次ぐ存在にする」など協会としての5大目標を明らかにしたと報じた。写真は江蘇蘇寧のチケット売り場。

2019年4月3日、新浪体育によると、中国サッカー協会の李毓毅(リー・ユーイー)副主席が、「中国スーパーリーグを世界5大リーグに次ぐ存在にする」など協会としての5大目標を明らかにした。ネットユーザーからは皮肉めいたコメントが上がっている。

李氏は3日に開かれた同協会の会議で、「中国スーパーリーグの影響力を高め、世界で6番目のサッカーリーグにする」「リーグ戦をより魅力的なものとし、クラブチームを健全に発展させ、中国代表のレベルを高める」「クラブのユース育成体制を強化し、人材選抜の範囲を拡大して効率を高める」「クラブについて、市場リターン制度を作り、クラブの経済効果に重点を置く」「チームのマネジメント人材を育成、チームスタッフのレベルを高める」という5つの目標を掲げた。

特に「世界で6番目のサッカーリーグにする」という部分が注目されており、新浪体育などメディアも見出しに使っている。中国のネットユーザーは「はははは」「世界5大リーグに次ぐリーグって、目標が適切じゃない」「『アジアで6番目』の間違いでは?」「政治的な点数稼ぎのためにはもはや手段を選ばないって感じだな」「病気かもしれない、いやきっとそうだ」「まるで牛が空を飛ぶような話」「夢の中ではすべてが可能だから」など、冷ややかなコメントを相次いで残している。また、「サッカーの『大躍進政策』だ」「目標がオフサイドだ」と皮肉るユーザーもいた。

さらに、「目標だけあっても、それに対して誰も責任を負わなければ意味がない」「サポーターたちは実際の成果を見たい。リアルな話をしなければ説得力は得られない」「目標というのは実際に即し、具体的で、実行可能なもの、最悪でも参考にできるものでなければいけない。この目標のどこに具体的に実行できる部分があるのか」といったより現実的な批判も見られる。(翻訳・編集/川尻

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