中国で銃の違法所持の取り締まり運動=14万丁以上を押収

Record China    2018年9月24日(月) 10時0分

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中国警察は銃や爆発物の違法所持の取り締まり運動を展開している。20日には全国各地で押収された銃の処分が実施された。2017年に取り締まり運動を始めてから押収した銃は14万丁以上に達したという。写真は重慶市警察が発表した押収した銃と処分の様子。

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中国警察は銃や爆発物の違法所持の取り締まり運動を展開している。20日には全国各地で、押収された銃の処分が実施された。2017年に取り締まり運動を始めてから押収した銃は14万丁以上に達したという。中国メディアの新京報などが20日に伝えた。

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中国では2017年から全国の警察が銃や爆発物の違法所持の取り締まり運動を展開している。警察が没収、あるいは所持者が自主的に警察に引き渡した銃は14万丁以上に達した。それ以外にも、違法所持されていた爆薬や雷管なども大量に押収したという。

中国では、警察などが期限を設けるなどして違法に所持している物品の「自主提出」を呼び掛けることがある。銃砲類や刃物類、さらに中国では禁止されているわいせつな内容を含むDVDなどだ。呼び掛けに応じて提出すれば通常、それ以上の責任を追及されることはない。逆に、それでも隠し持っていた場合、発覚すれば厳罰の対象になる。

新京報によると、銃や爆発物の違法所持で事件として処理された事例は3万3000件に達した。摘発されたグループは288で、拠点421カ所が壊滅させられた。一般庶民が協力的なことも特徴で、通報が銃や爆発物の違法所持の摘発につながった例は、押収量全体の60%以上という。

中国各地では20日、警察が押収した銃が溶鉱炉に投入するなどの方法で処分された。(翻訳・編集/如月隼人

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