2018年9月21日、銭江晩報によると、中国では高速鉄道で他人の座席に勝手に居座る乗客が立て続けに見つかっているが、今度は66歳の女性が同様の騒動を起こした。

つい先日、韓国の有名大学に籍を置く中国人の男性が他人の席を占拠し、その数日後には32歳の女性が同じく他人の席に座り続けた。どちらも乗務員や鉄道警察官の説得を無視して占拠し続けた。

今回の66歳の女性は、本来その席に座るはずだった20歳前後の若者に対し、「若いのだから少しくらい立ってなさい」「若い人はよくしつけてやるのが年長者の役割だ」と言い放った。

周囲の客が苦言を呈しても、「たかが席を譲ったって大したことないはずだ」とまったく取り合わず、それどころか席を譲るべきだと勧めた女性や男性に暴力まで振るい、車内では激しいブーイングが起きたという。

その後の調べで、66歳の女性が所持していたのは「無座（座席なし）」のチケットだったことが判明した。しかし、暴力に関しては自分からは手を出していないと主張している。

その際の様子を映した動画がネット上に掲載されると、ネットユーザーからは「ひどい話だ。どうかしてる」「老若男女、これで一家勢ぞろいした？」などの批判的なコメントが多数書き込まれている。（翻訳・編集/岡田）