便利な電動バイクを日本であまり見かけないのはなぜ?―中国メディア

Record China    2018年9月17日(月) 9時20分

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15日、東方網は、中国では非常に普及している電動バイクが日本ではあまり見られない理由について分析する記事を掲載した。資料写真。

2018年9月15日、東方網は、中国では非常に普及している電動バイクが日本ではあまり見られない理由について分析する記事を掲載した。

記事は、中国の各都市に置いて電動バイクが市民の足代わりとして当たり前のような存在になっているこを紹介したうえで、日本で電動バイクを見かけない理由について考察。まず「日本は工業大国であり、自動車とともにバイクの生産技術も世界をリードしている。ホンダ、スズキ、ヤマハ、カワサキという最も有名な4大メーカーを持っているのだ」とした。

そして「重要なことは、世界でも第一線クラスの大都市である東京都内でさえもエンジンバイクが禁止されていないことだ。この状況で、どうしてエンジンバイクから電動バイクに乗り換える必要などあるだろうか」と指摘している。

そのうえで「電動バイクに比べ、エンジンバイクは航続距離が長いうえ、使用コストも電動バイクとそんなに変わらない。電動バイクは寿命が短く、バッテリー交換にもお金がかかる。これでは誰も電動バイクに乗り換えたりはしない。(中国で)電動バイクに乗り換えるのは、外的な条件上の制約があって仕方ないからなのだ」と論じた。

記事はまた、日本ではバイクの安全に対する教育が小さいころからしっかり行われており「技術を身に着けて乗れば決して危ない乗り物ではない」という意識づけがなされており、バイクに対するニーズが保たれていると紹介。逆に中国では親が子どもに「バイクは危ないから乗るな」と教える傾向にあり、バイクの乗り入れを禁止する都市も多い現状から「バイク企業はこの現状を変えない限り、立ちいかなくなる」と指摘している。(翻訳・編集/川尻

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