日本の民泊で起きたトラブル、中国人の素養問題はどうすべきか―中国メディア

Record China    2018年9月14日(金) 20時30分

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14日、東方網は、中国人の素養問題について論じる記事を掲載した。資料写真。

2018年9月14日、東方網は、中国人の素養問題について論じる記事を掲載した。

まず記事は、中国人女子大生が、日本の民泊施設を利用した際に部屋を散らかしたまま帰ったことで、民泊施設のオーナーとトラブルになったことが最近話題になっており、中国のネットユーザーからは非難の声が多く出ていることを紹介した。

これとは対照的に、今夏のロシア・ワールドカップでは、日本代表の試合終了後にサポーターが自主的にごみ拾いをして帰っていく様子に、中国のネットユーザーから多くの称賛の声が出ていたと記事は指摘。「日本代表はサッカーで世界を制することはできなかったが、サポーターの素養の高い行為は世界を制した」と論じた。

そのため、今回の中国人旅行者による民泊での行為は「顔から汗が噴き出る行為」とし、「海外旅行へ行くことのできる人は今回の事件をきっかけとして、自分の行動やマナー、素養などについてよく反省すべきだ」と主張。「海外へ行った際、より文明的な社会とそのシステムの中に入った場合、私たちはどうすべきか?自分の非文明的な行為によって相手の文明度をより際立たせるのか?それとも郷に入っては郷に従えで、早く文明社会に溶け込んで自分をより文明的な人とすべきか?」と問い掛けた。

その上で「理想的な答えは、もちろん後者だ」と指摘。「国や社会、グループの素養を高くすることは時間のかかる過程であり、速成できるものではない。しかし、ある種の理由によりまったく知らない社会環境に身を置くことになった場合、自分の文明度の方がその社会環境よりも高いなら、われわれはその社会に積極的な影響を与えることができる。裏を返せば、われわれの文明度の方が低い場合、主体的に高い文明を受け入れて自分の素養を高くすることができる。一番見たくないのは、文明度の低い環境の中で自分も非文明的な行動をし、文明度の高い環境の中でもやはり非文明的な行為をすることだ」と結んだ。(翻訳・編集/山中)

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