安倍首相が10月訪中、日中関係は新たな高みへ―米メディア

Record China    2018年9月14日(金) 6時50分

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12日、安倍晋三首相はロシアのウラジオストクで中国の習近平国家主席と会談し、10月の訪中に向けて調整することで一致した。資料写真。

2018年9月12日、安倍晋三首相はロシアのウラジオストクで中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と会談し、10月の訪中に向けて調整することで一致した。ボイス・オブ・アメリカが伝えた。

安倍首相は会談後、記者団に対し、世界の平和と繁栄について共に協力関係を進めていく責任を共有しているという共通認識を持つことができたとし、「日中の両首脳の往来によって両国関係を新たな段階に押し上げ、北東アジアの平和と繁栄の礎を築き上げていきたいと考えている」と述べた。

日本と中国は尖閣諸島の主権をめぐって対立が深まり、2012年に日本が立場を強硬にしたことをきっかけに両国関係は冷え切っていった。

しかし、朝鮮半島情勢や米国でのトランプ政権の誕生などによって状況が変化し、日中双方が歩み寄るきっかけが生じた。中国側にも新たな経済圏構想「一帯一路」に日本企業を参加させたいという思惑がある。

なお、安倍首相の訪中は日中平和友好条約の発効40周年に合わせて10月23日前後になると予想されている。(翻訳・編集/岡田)

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