日本人が慰安婦像に蹴り、怒った台湾団体が日台交流協会に卵投げ付け謝罪要求―台湾メディア

Record China    2018年9月10日(月) 16時40分

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10日、台湾・自由時報によると、台南市に設置された慰安婦像に日本人が蹴りを入れたとされる問題をめぐり、統一派団体が日本台湾交流協会の建物に卵を投げ付けて謝罪を求めた。写真は台南の慰安婦像。

2018年9月10日、台湾・自由時報によると、台南市に設置された慰安婦像に日本人が蹴りを入れたとされる問題をめぐり、統一派団体が日本台湾交流協会の建物に卵を投げ付けて謝罪を求めた。

記事は、国民党台南市党部横に設置された慰安婦像をめぐる争議が絶えないとし、「日本の団体代表が先週、台南市党部に質問状を提出したが、幹事の藤井実彦氏は像に蹴りを入れた」と説明。国民党の謝龍介(シエ・ロンジエ)台南市議が10日、台南市慰安婦人権平等促進協会関係者や議員らを率いて交流協会に抗議に訪れた他、日本の駐台代表に謝罪を求める統一派団体が協会建物に卵を投げ付け、辺りが騒然としたという。警察が網でさえぎろうとしたが、それでも建物のガラスを直撃したものもあったという。

記事によると、抗議に加わったのは約90人で、参加者らは藤井氏が像の前で謝罪することや、交流協会の沼田幹男代表による台湾の人々への謝罪、謝長廷(シエ・チャンティン)駐日台湾代表が安倍晋三首相に正式に抗議することを求めた。交流協会側は抗議文を受け取ったが、「特段の声明は出さない」との立場を示したという。

今回の問題について、台南市慰安婦人権平等促進協会の黄淑貞(ホアン・シュウジェン)理事長は「どうして像を設置することが認められないのか。旅行者らに歴史の事実を知ってもらうことを望んだだけだ。これほど大きな憎しみや衝突が生まれないことを願い、日本が歴史に向き合うことを希望する。台湾の生存する元慰安婦女性2人に日本政府の正式な謝罪を聞いてほしい」と語っているという。(翻訳・編集/野谷

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