米国の高校に慰安婦専門教材、初の試み=韓国ネット「日本が頑張っても過去は隠せない」「韓国政府は何を…」

Record China    2018年9月4日(火) 13時50分

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3日、韓国・聯合ニュースによると、米サンフランシスコで、慰安婦問題を扱った高校生向けの教材が出版された。写真は米サンフランシスコ。

2018年9月3日、韓国・聯合ニュースによると、米サンフランシスコで、慰安婦問題を扱った高校生向けの教材が出版された。

サンフランシスコに本部を置く「社会正義教育財団」(代表:ソン・ソンスク)は先月30日(現地時間)、サンフランシスコ地域で高校生向けの教材「慰安婦の歴史とイシュー」を出版した。今月中に公立学校や芸術学校など18校に無料で配布する。ソン代表は「非営利団体への寄付金で100部出版した。今後、増刷して公立図書館などにも配布する予定」と話したという。

米国で旧日本軍慰安婦のみを扱う高校生向けの教材が出版されたのは、今回が初めてのこと。サンフランシスコ市議会は昨年、10年生(日本の高校1年生)の生徒に今年3月から日本軍慰安婦の歴史を教えるよう定める決議案を採択していた。

教材には、旧日本軍慰安婦の歴史的背景、1990年代から始まった慰安婦の歴史を積極的に広めようとする国際社会の動きと進行状況、サンフランシスコに記念碑が設置された背景などの内容が含まれており、写真も豊富に掲載されているという。

これに、韓国のネットユーザーからは「千里の道も一歩から。始めることが大切だ」「元慰安婦女性のために活動してくれる人たちに感謝」「日本がどんなに頑張っても過去は隠せない!」など応援メッセージが続々と寄せられている。

一方で「たった100部で日本政府を動かせるだろうか?」と指摘する声や、「韓国の女性家族部がすべきことなのに」「韓国の学校にも配布してほしい」「慰安婦問題に最も消極的なのが韓国政府という事実が悲しい。国際社会はこんなにも協力的なのに」「韓国は何をしている?。早く動き出さないと!。大学入試の歴史に慰安婦関連の問題がないのはなぜ?」「韓国も日本のように、根気強く米国でロビー活動を行い、外交力を強化するべき」など、韓国政府の積極的な対応を促す声も多く見られた。(翻訳・編集/堂本

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