韓国型発射体の名前、ネットでは「ダサい」「未来のものなのに…」と不評

Record China    2018年9月4日(火) 7時40分

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3日、韓国・ニュース1によると、韓国の科学技術情報通信部は、開発中の韓国型発射体の名前を「ヌリ」と命名したことを発表した。資料写真。

2018年9月3日、韓国・ニュース1によると、韓国の科学技術情報通信部は、開発中の韓国型発射体(KSLV-2)の名前を「ヌリ」と命名したことを発表した。

韓国型発射体は、1.5トン級の実用衛星を地球低軌道(600~800キロメートル)まで打ち上げられる3段式ロケットで、2021年の打ち上げを目標に開発が進められている。同部が4~5月、同発射体の名前の公募を行ったところ、約6300人から1万件を超えるアイデアが寄せられたという。それを開発に携っている研究者ら関係者400人が評価し、最終的に「ヌリ(昔の言葉で世界との意)」に決定した。慶尚大エネルギー機械工学科に通う学生が考案したもので、「宇宙まで広がる新たな世界を開く」との意味が込められているという。

同部関係者は「公募イベントを通じて韓国国民の宇宙への関心の高さが確認できた」とし、「新たな可能性を持つ宇宙空間を、韓国型発射体で開拓できるよう最善を尽くす」と意気込みを語った。

これに、韓国のネットユーザーからは「打ち上げが成功しますように。韓国の未来がかかっている!」「お金の無駄だから開発せず輸入しようとの意見もあったけど、最低でも発射体の技術は保有するべき。でないと宇宙産業で良い待遇を受けられない」「100%韓国の技術で打ち上げたら素晴らしい発展を遂げたことになる。宇宙開発技術は、国の未来のためにも必ず発展させてほしい」「基礎科学技術は遅れているけど、今からでも発展させてほしい」などと期待するコメントが寄せられている。

ただ、ヌリという名前については「未来的なものに昔の言葉を使う理由が分からない」「ありふれた感じでがっかり」「ださい。積弊清算号とかの方がよかった」「セヌリ党を思い出すから嫌だ(パク・クネ政権時代の与党)」など不評の声が多く上がっていた。(翻訳・編集/堂本

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