第58回アジア太平洋映画祭、話題作「マンダレー」が最優秀監督賞、昨年大ヒットのタイ映画も―台湾

Record China    2018年9月2日(日) 12時0分

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1日、第58回アジア太平洋映画祭の受賞式が台北市で行われ、アメリカ・イギリス・オーストラリア合作の「LION/ライオン ~25年目のただいま~」が最優秀作品賞を受賞した。写真は女優チュティモン・ジョンジャルーンスックジン。

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2018年9月1日、第58回アジア太平洋映画祭(Asia Pacific Film Festival/亜太影展)の受賞式が台北市で行われ、アメリカ・イギリス・オーストラリア合作の「LION/ライオン ~25年目のただいま~」が最優秀作品賞を受賞した。中国時報が伝えた。

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「アジア太平洋映画祭」は日本や香港、東南アジア各国の主だった映画人が集まり、1954年に創設された歴史ある映画賞。今年で58回目を迎え、1日に台北市内のホテルで授賞式が行われた。

今回最多8部門でのノミネート作となったのが、台湾・ミャンマー・フランス・ドイツ合作の「マンダレーへの道」(再見瓦城)。ミャンマー出身のMidi Z(趙徳胤)監督がメガホンを執り、台湾の俳優コー・チェントン(柯震東)が主演している。発表の結果、Midi Z監督が最優秀監督賞を受賞し、コー・チェントンは惜しくも最優秀主演男優賞を逃している。

最優秀作品賞に輝いたのは、アメリカ・イギリス・オーストラリア合作の「LION/ライオン ~25年目のただいま~」。最優秀主演男優賞にはイラン映画「Appendix」から俳優Amir Ali Danaeiが、最優秀主演女優賞には香港映画「黄金花」(Tomorrow is Another Day)から女優テレサ・モウ(毛舜●、●=竹かんむりに「均」)が選ばれている。

昨年、タイで最大のヒット作となった話題の映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」からは、22歳の女優チュティモン・ジョンジャルーンスックジンが最優秀新人賞を受賞。この映画をきっかけに注目された彼女は中国映画にキャスティングされ、このほど北京で撮影を終了したばかり。授賞式ではセリフのために猛勉強したという中国語も披露している。(翻訳・編集/Mathilda

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