アフリカ人男性、広州で充実した日々を送る

権小宝さん（中国語名）は広東省広州市で暮らすナイジェリア人で、今年24歳。2017年に遼寧工業大学で工学学士の学位を取得した後、広東外語外貿大学に入学し、現在は広州に暮らしてすでに1年以上となっている。そんな小宝さんの中国語はとても流暢。中国で友達をたくさん作ったため、学校以外で学んだ中国語が多いと話す小宝さんは、これまでに漢字約2000字をマスターし、毎日知らない単語にぶつかると新しく学んだ単語を携帯電話で記録しているという。広州は香港地区やマカオ地区に近く、各種生活用品が豊富にあり、交通の便も良いため、アフリカ諸国から多くの人がビジネスや留学などを目的に集まってくる。小宝さんはその優れた中国語力を活かして、代理購入や通訳のアルバイトをし、アフリカの同胞と現地の商人の間にコミュニケーションの橋をかけている。広州市は近年、外国人へのサービスと管理を強化し、広州を訪れるアフリカ人が現地の経済・社会の発展に適応し溶け込めるように、積極的なサポートを行っている。小宝さんは将来について、中国は発展の将来性が高く、さらに中国語をマスターしたいと話した。現在は中国の大学院への進学を検討しており、「できれば中国に留まり働きたい」としている。（編集YF）

「人民網日本語版」2018年8月23日